2006年07月10日

V.Iの新作!ウィンディ・ストリート

ウィンディ・ストリート ←『ウィンディ・ストリート』サラ・パレッキー著 早川書房刊


毎作品必ず読んでいる、女性探偵ものの傑作V.Iシリーズの最新作
ウィンディ・ストリート」を読み始めました。

V.Iは、あまりにも有名な女性のハードボイルド探偵ですが
ご存じない方のために、すこし紹介を。


V.Iことヴィクトリア・ウォーショースキーは元弁護士で
現在はフリーの探偵です。
女性探偵はミステリー界に数あれど、そのほとんどは知恵で勝負の
頭脳派探偵ですが、彼女は違います。
インテリでありながら、自分で体を張って乱闘をしたり
銃を撃ったり、海に飛び込んだり、真実のために必要とあれば
他人様の家にだって、忍び込んだりまでしちゃいます。

スマートで弁舌さわやか、元気いっぱいな大変魅力的なキャラクターです。
ヴィクトリアという名前の一般的な愛称である、女らしい可愛いビッキー
と呼ばれることを拒否し、女性か男性かわからない「ヴィク」を
自ら名乗ります。

人情にもろくて、文句を言いながらもついつい人助けをせずにはいられず
たいがいそのために危険な事件に巻き込まれていくヴィクに
読者は時に共感し、ときにはらはらしながら見守ります。


ただ、近作ではお疲れ気味のようで
また、悩みも色々深そうで、以前のような軽快さがないのが
長年のファンとしてはさびしいです。


まだ最初の方を読んでいるのですが
以前のような、楽しいヴィクの活躍が見られるといいな〜


ただ、作品を重ねるにつれ作家が作家として成長し
普通の殺人から、もっと社会的重大なテーマに挑むようになってきてるので
ちょっと無理かもしれませんね。


ケイ・スカーペッタの『検視官』シリーズも
だんだん暗〜くなってきてるし
なぜ女性探偵(検視官は探偵じゃないけど)は年取ると悩みが深くなりやすいのでしょうか。


相変わらず淡々と仕事をこなすキンジー・ミルホーンを見習って欲しいような気もします。







posted by ピリカ at 01:11| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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